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大阪市西区・南堀江法律事務所のブログです。
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力士の賭博問題の続きは後回しにして、サッカーの中継を見ていて少し寝不足となった頭で、単なる雑談を書きます。
 
少し前に、日本が打ち上げた惑星探査機「はやぶさ」が地球に戻ってきました。
この「はやぶさ」は、はるか遠くの小惑星に着陸した上で、7年くらいかけて宇宙をさまよった上、地球に帰ってきたそうです。
 
日本人は、スペースシャトルみたいに派手なものをドバーッと打ち上げることは苦手でも、こういう細かい仕事をやることにかけては、ものすごい技術を持っているようです。
 
このニュースを聞いたとき、私はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本が2年連続優勝した話を思い出しました。
 
日本人は、西洋人とは体格や筋力が根本的に違うので、バカスカとホームランを飛ばすようなことは苦手でも、技術で相手の隙をついて、コツコツ点を積み重ねていくことは得意なようです。
その象徴が前回大会での韓国との決勝戦で、イチローがファールを重ねつつ、いい球が来るのを待ち、遂にヒットを飛ばした、というあの打席でした。
 
で、今回のサッカーのワールドカップの話です。
私は、日本人はサッカーが苦手な民族だと思っています。サッカーは野球に比べると、細かい技術で点を取っていくということが難しいと感じるからです。
 
それに何より、日本人選手は、反則すれすれで相手にぶつかっていくプレーは好まないでしょうし、相手にぶつかられたときに大げさに痛そうに転んでみせることもしなさそうです。しかし、実力が均衡しているチーム同士の対戦では、こういうラフプレーやパフォーマンスで差がつくこともありうるように思います。
 
それをもって、日本人は気迫が足りないと感じる向きもあるでしょうが、私としては、そんな品のないことをしないと勝てないようなスポーツであれば、日本人は勝ってくれなくて良いと思っています。
 
今回のワールドカップ、私は日本が予選リーグで惨敗すると予想していましたし、それで構わないと思っていました。予選を通過し世界のベスト16入りしたことは、素直に喜ばしいことだと感じます。
 
今回の日本人選手の方々の、何が良かったのか、また何が足りなかったのかは、サッカーが全然わからないし未だにオフサイドも理解できない私には想像すらできません。
しかし、サッカーにおいても、日本人らしいフェアプレーの精神を失わず、細かい技術を磨いて勝利につなぐことができるのであれば、今後の日本サッカーも応援していきたいと思います。
 
そしてまずは取りあえず、日本人として世界の舞台に出るんだから、金髪や茶髪はやめてほしいなあと思っています。
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