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大阪市西区・南堀江法律事務所のブログです。
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最近、テレビでよく弁護士を見かける気がします。
いえ、報道番組やバラエティ番組のコメンテーターとしてなら、以前からなのですが、最近増えつつあると思うのは、「記者会見に同席する弁護士」です。

少し前の、草なぎクンの復帰会見もそうでしたし、さらに最近なら、民主党の鳩山さんの違法献金疑惑の釈明会見もそうでした。アメリカでは、マイケル・ジャクソンの死亡時に一緒にいたとされる医師が「重要参考人」扱いされ、マスコミに対して「弁護士を通じて」回答したとか。

弁護士が記者会見に立ち会うといえば、従来は、注目される裁判の判決が出た直後に、弁護士会館の一室に記者を集めて、というのが典型的でした。
あれは、出された判決にはどういった意味があるのかといったことを、法律の専門家としての立場から、マスコミや国民向けに説明するという意味がある。

しかし、草なぎクンが「お酒飲んで裸になってすみません」というだけの会見に、弁護士が立ち会う意味はない。

鳩山さんの会見だって、政治資金規正法違反にあたるのかどうかという法的なことを聞かれているのでなく、献金について帳簿上どのように記載されていたのかという「事実」を説明する場なのだから、弁護士の必要はないと思える。

だから、こういう場合の弁護士は、立ち会ってもらうと何となく正々堂々、正しいことしていそうに見えるという「イメージ」的な効果と、
厳しい質問が出て答えに窮したとき、弁護士が「現時点において当該質問にお答えする法的義務はないものと思料します」とか難しいことを言ってケムに巻いてしまう「逃げ」の手段という、そんな役割を担わされているのだと思います。

私には、いずれも弁護士本来の仕事でなく、「便利使い」されているだけのような気がしてなりません。そして幸い私には、記者会見に立ち会ったとか、立ち会うよう依頼されたとかいう経験はありません。

ただ、「立ち会い」にもいろいろありまして、これまで私に相談された中では、「彼女と別れたいんですけど、別れ話をするのに立ち会ってもらえませんか」というものがありました。
これこそまさに、弁護士の仕事ではないので、「それくらいは自分で切り出しなさい」と言ってお断りしました。
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