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大阪市西区・南堀江法律事務所のブログです。
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平成20年も終わろうとしています。皆さんにとってはどのような1年だったでしょうか。

去年のブログ記事を見返してみますと、世の中全体、あまりいい1年ではなかったかも知れないと書きました。去年の記事(旧ブログ)
この年末の社会情勢は、去年に比べるともっと悪くなったような気がします。

金融不安に、それに端を発する不況、解雇に雇い止め(ちなみに、「解雇」というのは勤務期間継続中にクビにすることを言い、「雇い止め」とは、契約社員など期間限定で勤務している人について、期間終了後の更新をしないことを言います。この際どっちでもいいでしょうけど)等々、経済は年末になってますます落ち込んでいる。

年の瀬の犯罪もいつにも増して物騒に感じます。
大阪ではタクシー強盗殺人が2件続いて、昨日は東京で20代の男性が「派遣切り」にあったなどと言って包丁を振り回したとか(本件は「雇い止め」に該当するケースのようです。この際どっちでもいいのですが)。

しかし、こんな状況だからこそ、昨年末に書いたのと同じ趣旨のことを、いっそう強く言いたいと思います。
すなわち、こんな状況で国はいったい何をしているんだ、ではなく、
こんな状況で自分は何ができるのか、ということを自分自身に問うていきましょう。

自分自身が世の中を変えるとか、そういう大それたことではない。
まずは自分の仕事を一生懸命にこなす、それによって自分の周囲の人々を少しでも良くしてあげることから始めようということです。

「今の不況でクビになって、仕事を取り上げられた人はどうなるんだ」
と感じる方もおられるかも知れませんが、仕事というのは、会社や職業といったものに限りません。
一時的に仕事を失った人は、仕事を選り好みせずに探す、それでも仕事が見つからない人は、実家にでも帰って老いた親に孝行する、それもその人の「仕事」のうちだと思います。

(自分の話をするのも何ですけど、私だって今はこうしてのうのうとブログを書いていますが、大学を出たころはバブル崩壊後の就職不況で、20代の頃は勤務先をクビに近い形で退職したこともありました。それで弁護士にでもなろうと思って、1、2年ほどは雌伏の時を過ごすつもりで家にこもって勉強しました)

今年の私自身が、どこまで周囲の人のために仕事することができたか、それなりに頑張ったつもりではありますが、まだまだ課題も残しています。
来年も、大それたことは考えていませんが、景気がどうあれ、自身に与えられた職務に邁進していきたいと思っています。

ひとまずは皆さん、よいお年を。
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